圃場を無事に借りる事が出来たら大幅に予定が変わるだろう。
話を頂いた圃場を市役所の農業委員会で確認したところ約15aの面積だった。兼業農家としては丁度良い広さの圃場だろう。
妻と見学に行き道路が狭かったらこの広さなら作業が出来るだろうと話をしてきた。
圃場の状態は今年まで栽培していたので雨除けのビニールは着いたままであったが、雑草は少なく圃場の状態としては良好だろう。
また、山の斜面であるがJ圃場程キツイ斜面ではなく、幸いなことに運搬用のモノラックも設置されているので作業的には大丈夫そうである。
ただし、棚作りであるが仕立て方法が長梢剪定で、さらに現在の選定方法がX仕立ての様でなかなか複雑な形状の仕立てになっているので今後シンプルな仕立て方法に変更をしていかねばならないだろう。
という事で直ぐに農業委員会へ借りたい旨の返答をしておいた、今週中には先方から何らかの返答が来ると思っている。
週末の作業としては、ぶどう関連ではK圃場へ行き籾殻の撒き方をして来た。
近所の農家さんから籾殻をいただきK圃場に運んでもらっていたのだが、それを圃場全体にまき散らし方をしたが、1/3程終えた段階で時間切れになってしまった。
朝からK圃場で作業をして来たのだが、籾殻撒きを始める前に圃場内の片付けを始めたら午前中掛かってしまった。
圃場内の片付けとは、伐採した立木の撤去や放置されて腐りかけた柱や、ハウスのビニール・マイカー線等のゴミの片付けである。
以前から片付けようと思っていたのだが、なかなか時間が取れなかったので放置したままだったのだが、やっと片付ける事が出来て圃場も綺麗になった。
綺麗になった圃場を見ながらだいぶ圃場が出来てきたなぁ~と一人税に入っていた。
J圃場は先週に除草剤を散布したのでその効果を見てきたが、全然枯れている様子が無かった。
葉面から吸収されて効果が出るのが遅い除草剤を使用したからまだ効果が出ていないと思っている。
道路から見下ろしながら、今後の作業手順を考えた。まずは東側の樹木を伐採し、その後圃場内の樹木を伐採し、それらが片付いたら枯れたワラビや野バラの除去を進めて行きたい。
超急斜面のJ圃場なので仕立て方は通常の垣根棚は作れない、今考えているのは苗木1本にH型の簡単な棚を作るつもりである。
以前はコートロティの様な棒仕立てを考えていたが、雨が多く湿度の高い当地には向いていないと考え直し、現在はH型の棚を作り栽培することにしている。
そこで資材であるが、1本1本毎に鉄管パイプでH型の棚を作るとコスト的に高くなるので、来春は20㎜のイボ竹を使用して棚を組み立てようと考えている。
イボ竹なら安く手軽にH型の棚を作る事が出来るし、ワイン用ぶどう栽培では仕立て方によるがそんなに荷重がかかる事は無いので強度的にも十分だろう。
まぁ、来年からテストを始めて問題があれば交換すれば良いだろう。
という事でJ圃場にはH型の棚でシラーを栽培する予定で、どこから栽植を始めれば良いだろうか等を考えながら眺めていた。
ワラビを除草したことでだいぶ拓けてきたが、まだ一番下までは終えていないので秋が深まったら仮払い機かチェンソーで残りの枯れたワラビを刈り取り綺麗にしたい。
とぶどう関連の作業と現状である。
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