週末はM圃場の選定作業に1.5日かける事が出来た。
土曜日は天気も良かったので家族でM圃場に出掛けて作業をしたが、やはり子供たちが居ると仕事にならない。
まぁ、子供達が嫌がらずに圃場に行くのは嬉しいのだが、いろいろとやらかしてくれるので仕事が進まない。
M圃場の誘引状況がいまいち理解できないのである、デラウェアによくあるX型自然長梢でもなく特にこれと言った形にはまっていない様である。
ところどころ重なり合っている場所も多く、とぐろを巻いている様な誘引をしている部分も多々ある。
という事で、今回の剪定は今年の結果枝を2芽残しの短梢剪定をするだけにした。
樹形を大幅に変えると暴れる樹も出そうなので、今回は短梢にするだけにして6月位の誘引の時に切り揃える夏剪定をする事にしている。
短梢剪定で夏剪定を行えば、棚がどの様に埋まっているかわかり、次年度以降の仕立て方法も決める事が出来ると思っている。
まずは、今年の結果枝を2芽程残してバツバツと剪定していこうと思っている。
そろそろ冬越しの準備をしようと思っている。
まずは今年挿し木をして育成した苗木を掘り出し土中に埋めて保存したい、その時に剪定した枝は来春に挿し木する穂木として保存する予定である。
更にM圃場のデラウェアの枝も剪定した枝を持ってきて挿し木の穂木として保存したいと考えている。
4月に挿し木して根が出たら定植は来春に再生する予定のS圃場にする計画である。
S圃場は約10aなので苗木は200本程欲しいので250本~300本位は挿し木をする必要があるだろう。
剪定した枝としては70本~80本も保存して置けば間に合うと考えている。
自家増殖なので台木は無くフィロキセラに対して不安であるが、数年は持つと考えているのでまずは自根で栽培を始め後々植え替えの必要が出てきたら植え替えをしていこうと思っている。
今週末の剪定作業時に出来るだけ古い樹から穂木を採取しておきたい考えている。
デラウェアは再生し新規に作るS圃場に栽植する予定だが、4月の気候をみて直接圃場に挿し木をしようとも思案している。
4月になったら圃場を耕して、600㎜の畝立てをして黒マルチをして置けば地温も上がるので、挿し木の成功率も高いだろう。
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