随分と涼しくなってきた

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10月になりだいぶ肌寒くなってきた、日の出も遅くなり5時半を過ぎないと朝仕事が出来ない状態である。

畑の様子を見ると、キャベツとハクサイは順調に成長している、アスパラガスも新しい目がどんどん出てきているので早く大きくなって光合成を始めて欲しい。

手付きインゲンも順調そうでどんどん花が咲いて莢がどんどん大きくなってきている、一週間もすると収穫出来るようになりそうである。

キュウリが本調子ではない、蔓が伸びで葉も繁っているのだが下の葉が少しずつ枯れかけているのである、この場所にはメロンとスイカを栽培しておりベト病で苦労した畑である。

キュウリも同じようにベト病に罹ったようなので取りあえずダコニール1000を散布して防除をしておいた。本来ならアミスター80辺りを散布する方が良いのだろうが、手持ちに無かったので広がらない様にダコニール1000を散布した。

しかしこの畑はベト病が凄い、メロンもスイカもカボチャもキュウリもベト病に罹ってしまった。

もう少し早め早めに防除をする必要があるのだろう。

近所の農家さんから籾殻を大量にいただいた、近所さんとしては処分に困っていた。

私としては乾くとバンバンになる畑を少しでもフカフカにしたいと思っていたのと、明渠排水用に欲しかったので喜んでいる所である。

で、先週から私の家の裏の畑に運んでもらっており、籾殻用のビニール袋に詰め方と、近くの畑に撒いたり漉き込んだりした。

今から漉き込めば来春には少しは分解されているだろう。

K圃場にも大量に運んでもらっている、K圃場には籾殻の他牛糞堆肥も入れる予定でいる。更に完熟鶏糞を撒いて、根元には藁でマルチングする予定である。

今年栽植した苗木の成長が芳しくなかったので堆肥を入れて土を作ろうと思っている、更に土壌菌も散布して土作りをする。

アスパラガスかブドウか?

いまだに迷っているのがS圃場で何を栽培するかだ。

始めはぶどうを考えていたが、途中で早めに収入を得たいのでオクラ栽培をする事で考えていたが、農協では取り扱わないのでアスパラガス栽培をしようと考えた。

が、アスパラガス栽培も初期費用がかかりそうなので躊躇している所で、今はブドウの栽培をするのが一番良いかなと思っている。

更に、色々と調べてみるとアスパラガス栽培も手がかかりそうで、兼業農家での作業は厳しそうである。

来年から使えるS圃場が一番広いのだが、私の親はワイン用ぶどうを垣根仕立てで栽培すると思っているし、それなら使っていいという事で使う事になった。

それなら、やはりワイン用ぶどうを垣根仕立てで栽培した方が良いだろう。

まぁ、垣根仕立てと言っても短梢一文字仕立てにするつもりで居る。

受光量の事を考えるとやはり短梢一文字でV字仕立てが良いだろうと思える、また作業性もその方が良いだろうと思っている。

品種はいろいろと考えているがデラウェアが良さそうだ。有核のデラウェアならばJAに出荷する事が出来るし、近場のワイナリーにも出荷することも出来るだろう。

デラウェアというと私が子供の頃に沢山栽培していた品種で古臭くは感じるが、デラウェアのワインはそれなりに評価が高い様なので大丈夫だろう。

古臭い品種だと言ってもフランスで栽培されているワイン用品種もとても古い品種であるから問題ないだろう。

家の周りの畑は生食用ぶどう、S圃場ではワイン用デラウエア栽培、山のK圃場とJ圃場はワイン用ぶどうの栽培と今のところ考えているが・・・

という事で日々迷っている所であるが、来春まで時間はあるのでじっくり考えていくつもりである。

就農計画をしっかりして収支を計算しておかないと生活が出来なくなるだろう。

再来年には今年栽植したビジュノワールの収穫が出来るようになるだろう、来年栽植した苗木は定年1年前には収穫できるようになる。

この様に考えると来年が勝負の年になるだろう、今年から来年にかけての頑張りが定年前年の農業収入にかかって来ると思っている。

誕生日が3月なので3月末に定年退職となる、この時点でその年の農業収入が入るまで生活できるだけの貯えが必要になるのである。

と考えるとなかなか厳しいところである、長男次第というところもあるが・・・・

昨年同様に雪が降らないと圃場の再生作業がはかどるが、降ってしまうと作業が出来なくなってしまう。

K圃場は今年再生した場所の隣を再生する、木は昨年伐採したので乾燥したであろう木の片付けをして棚作りをしたい。

広さは今年再生した場所より広く再生が終えると22aの圃場になるのでここは綺麗に再生をしたいと考えている。

J圃場はあと数回除草剤の散布が必要だろう、クリフォサート系の除草剤ではワラビを根絶できなかったので別の除草剤を散布する。

まだワラビが枯れる前に急いで除草剤を散布しなければならないだろう、そうしないと根まで枯らす事が出来なくなってしまう。

その後の作業は立ち木の伐採が待っている、約20本程の立木を伐採しなければならない。高い木で15m位はありそうでなので、周りのブドウ農家の作業が済んだ冬に伐採をする予定でいる。

チェンソーは購入したので準備は出来ているので作業をするだけである。

S圃場は年内は借人が使っているので来春になってから手を付けるつもりである、アスパラにするかブドウにするかを迷っているが、S圃場には一つの作物で埋める予定である。

S圃場は畑なのでブドウの棚を作るのも楽であるし、エンジンオーガーも購入したので柱を建てるのも楽になるだろう。

う~ん、作業量があるなぁ~、これからは朝仕事で作業が出来ないので土日の休みの時の作業になる。
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