先日書いたブログの続きであるが、A君やT君のうわさは聞いていた。特にA君の身長が伸びずに低迷しているのを聞いていた。
実際に見ると下手するとジュニア時代よりも小さくなったのではと思えるほど小さかった。
比較対象の長男が大きくなったからもあるだろうが、ジュニア時代は高校生並みだと思えた筋力も感じられないほどに細くなっている。
スペインやイタリアのサッカー関係者は日本のジュニア世代の練習を見て強度が強すぎると言っている記事を見たことがある。
やはり身体的に成長期のジュニアやジュニアユース世代では練習量は少な目に、質の高い練習をするべきなのだろう、やはり無理にオーバーワークをすると成長するときにしないでしまうのだろう。
二人を見ていると悲しい気分になる、周りの大人が考えて配慮してくれればいいのだろうが、強豪中学校やJ下部組織はそんな悠長なことは言ってられないのだろう。
監督やコーチは成績を残さないと自分の生活が危やゆいから、子供達に無理をさせてついてこれる子供だけ使うといった感じなのだろう。
J下部ジュニアユースも今年はユースに上がる人数が少ないと噂になっている。まぁ、指導力が無かったのかセレクション時見る目が無かったのかわからないが本来ならば大人の責任である。
それなのに結果が出なかった事を、子供の責任にし切ってしまうのは何ともお粗末な話である。
長男もJ下部ジュニアユースのセレクションを受けて1次選考会で落とされた。その長男が、セレクションを通り3年間J下部で活動してきた子より出来るのである。
そうそう、2人がジュニア時代に入っていたスポ少は、毎年J下部や強豪中学校に送り出している。
が、その後の活躍を聞いたことが無いから結果は2人と同様なのだろう。
親も持ち上げられ煽てられたらその気になってしまうのだろう。
J下部のジュニアユースに入っていると言ったら田舎では結構有名にはなるし、親も子供も鼻高々だと思う。
が、簡単に言うと「今時点」だけである。まだまだ成長途中にある子供たちは日々成長する、その成長する子供を家庭で育てないのは如何なものかと私は思う。
成長できなかった2人は今どの様に感じているのか?
ジュニアの時に勝てていた相手に今は勝てなくなってどの様に感じているのか?
そんな子供を親はどの様に見ているのか?
う~ん、先日の練習の時に中学生5人のうち3人の親は見学をしていた、2人の親は来ていなかった。
その2人とは成長できなかった2人の親であるのが悲しい。
まぁ、事情があって見に来れないかもしれないが、初めての場所でどの様な練習をするのか関心を持って見て欲しいと思う。
親として今回のような失敗をしているわけであるから、子供が判断したわけでは無いだろうから。
と私は強く思ってしまう。
今回、長男が強豪高校に入学するに関して私もさんざん悩んだ。実際ついていけるのか?、3年間やれるのか?、結果を残せるのか?、等々。
中学でそれなりの結果は出していると思っているし、強豪チームとの試合でも負けるところを見たことが無かった。
これなら大丈夫だと私自身は思っているが、子供の人生を左右する決断だから難しい決断であった。
まぁ、長男が成人になるまでわからないだろう。
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