生産状況も把握できていない会社

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仕事
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う~んと、うなってしまうのだが製造業なのだが生産状況すら把握できていないのが今の会社である。

製造課と管理課があるのだが製造状況をちゃんと把握できていない。

今も事務所で今月の目標を達成出来ないのでなんでだと工場長が騒いでいる。毎週週報をしているし、毎週営業等が来て会議をしているのだが現場の状況を把握できていないのが実情である。

毎日、私が日報をまとめているのだが、先月に比べ実績が落ちている状況では無い。という事は生産しているが検査ではじかれる物が多いという事で、品質が悪く再加工品が多いためだと思っている。

その再加工品が数字として上がらないので誰も解っていないのが現状で、それを担当係長が適当に言い訳を言っており、それを工場長が信じてしまっているから現状が解らなくなっているのだと考えている。

困ったもんである、以前から私が日報をまとめていることを工場長以下にメールで流しているので見れば解るはずなのであるが、そういう現状を分析する能力がないのだろうと感じてしまう。

業界的には踊り場に来てるという話になっている、私が見ると踊り場ではなくこれからどんどん落ちていくと思えてならない状況であるが、その状況を見ることが出来ずにいるのが今の会社である。

悪く悪く考えるのが私の癖という事があるが、会社の状況を今後悪くなるように考えコストをいかに抑えるかを考え、コストダウンの施策を行っていかないと気付いた時には大赤字となるのが世の常なのだが。

業界の中では末端に位置する設備の消耗品メーカーでしかないので、今後の見込みの受注情報が入るのも遅く、更に不確かな情報しか入らないと感じる。

また、生産している商品がユーザーの消耗品という事で、業界が低迷するとユーザーもコストダウンのために消耗品の使用を抑える方に進むので更に受注が減ると考えられる。

私の感覚から製品を見ると、使い方次第でかなり長い時間使用できると思うので、使用するユーザーの考え方次第、管理次第で全然使用量が変ると思える。

と考えると、業界全体の業績が復活した場合でも受注は思ったより増えない傾向になるだろう。

しかし会議が多い会社である。ひっきりなしで会議をしている、今も品質合同会議なるものをしているが、なぜそんなに会議が必要なのかが分からない。

私の経験からは20年以上前から会議を減らす方向であったと思うし、会議が多い会社はジョブ管理が未熟な会社だと言われているのだが、まさに今の会社に当てはまる。

この調子で夏まで業界の景気が戻らなかったら大変なことになっていると思う。

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