予算作成やら事業計画やら

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仕事
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うちの会社の偉い人は予算作成や事業計画を永遠とやっている。

私が入って2カ月を過ぎたあたりからやっているから永遠と5カ月はやっているようだ。

耳をダンボにして聞き耳を立てて聞いていると、日々変わる営業情報を元に変更変更を重ねているようだ。それに時々「社長に怒られる」との声も聞こえてくる。

以前も書いたが、営業情報は大切ではあるが製造業なので日々変化する営業情報に振り回されていると、本来の製造としての仕事が出来なくなると私は思っているので、何をやってんだろうと呆れている。

製造業としてのコストダウンやら品質向上の施策はほとんど見受けられない、事務所の課長や係長はそんな動きは全く見れない。

係長がこそこそと現場で何かしているなぁと見に行くと、不良品の仕分けをして再加工の手配をしているのだ。所長や課長にバレない様にこそこそとしている。

そんな事をしていないで不具合の発生原因を調べ対策を打ったのか?と聞いても返答は「現場に指示は言った」と口頭で言うだけで、全く分析や対策を打っていない。

これでは永遠と製造コストが下がることはないだろう、所長や課長が営業情報で日々予算作りに追われ、現場は不良の山を生産している。

う~ん、やばい状況ですな。

そうそう品質関連で仕事を受けた。それは11月頃に客先で異物が製品に入っていると指摘があったものだが、1月中旬の今でも解決していないのだ。

目視で分かるような異物で、それこそ以前の会社では3日以上かかれば大問題になるような簡単でレベルの低いクレーム内容なのだが、3ヶ月過ぎても解決しておらず、その仕事が回ってきたのだ。

各係長と現場作業員がメンバーであるが、現場作業員をメインにしての仕事なので誰が主担当課も解らず進めている。検査担当の課長も出席するときもあるのだが、こんなやり方では問題を解決できないとつくづく感じてしまう。

仕方ないので私が主として現場作業員に指示を出す形で進めている。

まぁ、今日明日にでも解決できる状態にはなって来たが、現場作業員が主にやっても今後同様な問題の解決にはならないし、組織的に対策出来る体制にはならないと思っている。

まぁ、生産管理にしても設備管理にしても品質管理にしても製造業とは言い難い会社である。

所長、課長は見ているのが社長の顔色である、投資計画や事業計画を作っているから未来を見ていると本人たちは思っているだろうが、そうではない。

社長の顔色を見ながら、社長の顔色が良い色になるように数字を変え資料を作っているだけである。

まったく未来を見ていない人たちである。

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